「たぬき、会社辞めるってよ」
某集英社文庫の話ではありません。
筆者のことです。
どうも、たぬきです。
blog始めたしょっぱなから何を!?という感じですが、決めてしまいました。
うん、会社辞めよ。
これまで幾度となく「辞めてやるっ!」と爆発して、でものど元を過ぎた怒りの温度がなまぬるくなるにつれて、いつもなんとなく辞めずに働き続けてきました。
名づけるならば、「辞めそうで辞めない、少しかなり辞めたいと思ってる」状態。
何となく続けてきた理由は多分、①世間的に名前の通った外資系大企業に勤めている自負、②お給料、③辞めることに対する罪悪感、④将来への不安。
①ってつまり愛社精神?と自問自答してみたのですが、そんなに健全なものじゃなかったです。
要は、「外資系大企業の社員である私、カッコいい!」って程度の、うっすいうっすいプライドですわ。知識も経験もないから、会社のバリューにすがってしまっている私。でも、その会社のことが好きならともかく、少なくとも転職を決める程度には「好きじゃない」んだから、皮肉ですね。
②のお給料。これが一番痛いかも?年齢の割には、額面的にかなり恵まれている方だと思います。
でも、それも月平均80時間以上の残業があるから、ではありますが。
でもでも、さらに翻って、見込み40時間残業を超えた分にはちゃんと残業代が出る、という有り難い企業体質に感謝ですね。そういうところは、今勤めている会社のとても良いところの一つです。
次にどんな仕事をするにしても、今貰っている給与からかなり減ることは確実なので、最初のころはとても心が揺れました。今は、いくらお金をもらっても、心身の健康には代えられない、だからストレスフルな会社からは出ていくのだ!と思っています。
③罪悪感。これは、辞めるぞ!と決めた後、具体的に時期を考え始めたときに降臨されました。
今の会社の職務規定上、退職の1か月前までに上司に報告し、所定の手続きを終えることが求められています。
しかし、実際に退職1か月前の連絡では、後任の採用もバタバタで、最悪引継ぎが全くできないまま会社を辞めることになりかねません。
採用にひと月、引継ぎにひと月、と考えると、最低でも2か月の余裕は欲しいところでしょう。
加えて、現在進行中のプロジェクトや、半期・四半期ごとのRhythm of Businessのことも考慮に入れなければなりません。
プロジェクトの繁忙期や四半期ごとの報告会等の直前に辞めるとなると、関係各所にかなりの迷惑と負担がかかってしまいます。
そもそも、実は私、異動したばかりなので、今の部署に移ってまだ2ヶ月なんですよね……。たははははは。
言い出しづらいorz
まだ、上司には伝えていません。
④将来の不安。
過去、「や、や、辞めてやるっ!」と意気込んで、でも結局辞めなかった理由の最たるものです。
・ 次、 うっかり変な会社に転職してしまったらどうしよう?(今の方がマシとなったら損!悔しい!)
・そもそも、辞めた後にどういうことがしたいかとか決まってないし(万年モラトリアムです、はい)
・そもそものそもそも、転職できるの?(Self affirmationてやつが無いのです)
こんな考えばかりが魔方陣ばりに脳内心中胸中、あらゆるところを駆け巡り、最終的には面倒くさくなって、思考放棄。
そして、現状維持。
そんなパターンにどハマりしてました。
でも、ひょんなことからこんな自問自答をしてみたのです。
私①「先のことを考えて分からないなら、今のことを考える」
私②「今、分かっていることは何?」
私①「会社で扱っている商材に興味が無い。仕事で本社から、常に昨対2倍・3倍などの非常にストレッチな目標を落とされ、腹落ち感が無い。仕事にやりがいや面白さ、達成感をほとんど感じない。仕事が忙しすぎて、プライベートの時間をほとんど持てない。これが全部いや!」
私②「会社を辞める以外で、解決する方法はある?」
私①「商材への興味の無さと、腹落ち感の無さはこの会社にいる限り変えられない」
私②「じゃ、とりあえずやめちゃえば?」
私①「そだね」
というわけで、辞めること決☆定!
齢30にして、モラトリアムの海に飛び込みまっす!
お読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回!